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WordPressのカスタマイズ中に「なぜこのテンプレートが使われているのか」「このURLはどのルールで処理されているのか」がわからず、ソースコードを追いかけた経験はありませんか。 Webサイト制作の現場で感じたそのストレスを解消するために、開発者向けプラグイン「Whitebox」を作りました。今回、無料でダウンロードできるようにしましたので、ぜひ使ってみてください。 —
WordPressは「ブラックボックス」になりがち
WordPressは非常に柔軟なCMSですが、その分だけ内部の処理が見えにくくなっています。 たとえばこんな場面、心当たりありませんか。 – カスタム投稿タイプを作ったのに、アーカイブページが404になる – テンプレートを修正したはずなのに、変更が反映されない – どのフックに処理を追加すればいいか迷う – 新人スタッフに「なぜこの構成にしたか」を説明するのが大変 こういった問題のほとんどは、「今WordPressが何をしているか」が見えないことから来ています。 Whiteboxはその「見えない部分」を見える化します。 —
Whiteboxでできること

① 今見ているページのテンプレートが一目でわかる
管理バーに現在使用中のテンプレートファイル名が表示されます。クリックするとパネルが開き、WordPressがどの順番でテンプレートを探したかが階層ごとに確認できます。
✅ single-news.php ← 使用中
⬜ single.php
⬜ singular.php
⬜ index.php
「このページ、どのファイルを編集すればいいんだっけ?」が即座に解決します。
② リライトルールの可視化
カスタム投稿タイプやタクソノミーを登録すると、WordPressは裏側で大量のURLルールを自動生成しています。Whiteboxの管理画面タブを開くと、それがソースごとにグループ化されて一覧表示され ます。
register_post_type()
の1行がどれだけのルールを生成しているか、一目で確認できます。
③ 全URLとテンプレートの対応を一覧表示
「URLマップ」タブでは、サイト内のすべてのページとテンプレートファイルの対応が一覧で見られます。 トップページ・固定ページ・カスタム投稿・タクソノミーアーカイブまで、サイト構造が俯瞰できるので、制作物の引き継ぎや新人へのレクチャーにも役立ちます。
④ フック実行タイムライン
テーマやプラグインのカスタムコードがどの順番で実行されているかを、タイムライン形式で表示します。コアのWordPress処理は除外して表示されるので、「自分たちのコードだけ」に集中できます 。
① init wbt_register_post_types() [theme: whitebox-test]
② pre_get_posts wbt_archive_query() [theme: whitebox-test]
③ wp_enqueue_scripts wbt_enqueue_assets() [theme: whitebox-test] —
制作会社でWordPressを使い始めたばかりのメンバーに一番伝えにくいのが「テンプレート階層」の概念です。 ドキュメントで図を見せても、実際の自分のサイトに置き換えて理解するのはなかなか難しい。ところがWhiteboxを入れて「今開いているこのページは、このファイルが使われているよ」と実機で見せると、一気に理解が進みます。 「百聞は一見にしかず」をWordPress学習に持ち込めるのが、このプラグインの一番の価値だと思っています。 —
ダウンロード方法
プラグインはzipファイル形式で配布しています。
インストール手順
1. 下記リンクから
をダウンロード
2. WordPress管理画面 → プラグイン → 新規追加 → zipをアップロード
3. 有効化
動作環境
– WordPress 6.0以上 – PHP 8.0以上 – 管理者・編集者権限のユーザーのみ表示されます 現在はv0.1.0の初期リリースです。wordpress公式のチェック用プラグインで検証済みです。今後、有料版として機能を拡充していく予定です。まずは無料版を使ってみて、フィードバックをもらえると嬉しいです。 —
まとめ
– WordPressの「見えない処理」を管理バーと管理画面でリアルタイムに可視化 – テンプレート階層・リライトルール・フック実行順をひとつのプラグインで確認できる – 新人教育からカスタマイズ確認まで、制作現場のあらゆる場面で使える 「WordPressをもっと透明に」というコンセプトで作ったプラグインです。現場で使ってみた感想、ぜひコメントで教えてください。