複数のプロジェクトを掛け持ちしているとき、ふと思ったことがあります。
「このまま、ずっとメモリを仕事に振り続けて生きていくのか。」
担当しているプロジェクトが増えるほど、頭の中に抱える情報量も増えていきました。どのプロジェクトがどのフェーズにあって、次のアクションは何で、誰に何を確認しなければいけないか。それが常に頭の片隅を占拠している状態です。
それ自体は仕事なので仕方ないとは思っていたのですが、ある時期からその負荷が明らかに閾値を超えていました。そのときに使い始めたのが Claude cowork です。
何が辛かったのか
PMという仕事は、自分が手を動かすより「情報を整理して動かす」仕事の割合が高い。だからこそ、頭の中に情報が積み上がりやすい。
会議が終わるたびに議事録を書き、Slackを追いかけ、資料をフォルダに整理して……それだけでも十分に忙しいのに、「あの件どうなってたっけ」と記憶を引き出す作業が毎日何十回も発生していました。
記憶しておかないといけないことの量と、脳の処理能力が釣り合っていない感覚。不安というより、じわじわとした消耗に近いものでした。
Claude coworkでやっていること
やっていることはシンプルです。
- プロジェクトごとにメモリを分けて管理する
- 関連する資料はフォルダ単位でまとめておく
- わからないことが出たらその場で調べてもらう
これだけで、「自分が覚えておかなければいけないことの量」が明らかに減りました。
以前は頭の中だけで「Aプロジェクトの次のステップはこれ」「Bプロジェクトはあの確認が止まってる」と管理していたものが、外部に委ねられるようになった感覚です。
会話しながら資料を作れるのが特に大きい
資料を作るとき、以前は「まず構成を考えて、Googleスライドを開いて、書いて、整えて……」という工程を一人でこなしていました。
今は頭の中にある考えを会話形式で話しながら、資料の骨格を作ってもらっています。自分が整理しきれていない段階でも「こういうことが言いたいんだけど」と投げると、形にしてくれる。これが思ったより大きい変化でした。
変わったこと
体感的な変化として一番大きいのは、「記憶しなければいけないハードルが下がった」ことです。
忘れてもいい、という安心感がある状態と、全部覚えていなければいけない状態では、同じ量の仕事をしていても消耗度がまったく違います。
PMとして生産性を上げたいなら、まずタスクの数を減らすより先に、「脳内メモリの使い方」を変えることが近道かもしれないと感じています。
まとめ
複数プロジェクトを抱えていて、頭がパンクしそうになっているPMには試してみてほしいツールです。何かを劇的に変えるというより、「ずっと頭に入れておかないといけない情報の総量」が静かに減っていく感覚があります。
同じような悩みを持っている方には、ぜひ試していただきたいです。